心理士のブログ

不登校家庭が学校の先生に伝えるべきこと

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不登校カウンセリングセンターの
宮田武志です。

お子さんが不登校であることを悩んでる家庭の保護者さんたちに伝えたいことがあります。
それは

なるべく早く学校に具体的な現状や本人および保護者としての気持ちを伝えること

です。

では今から、何を伝えればいいのかを具体的にお伝えしますね。
ポイントは3つです。

ポイント1
お子さんの状態を、ありのままに伝える
曖昧な表現ではなくなるべく具体的に伝えてください。
「元気です」「少し落ち着いています」というだけでは伝わっているようで実はほとんど伝わっていません。
毎日の中で起こった事実を可能な限り正直に伝えることを心がけましょう。
例えば
 ・朝は起きられています。
 ・食欲はまだ戻っていません。
 ・外出することはありません。
 ・会話が少しずつ増えてきました。
 ・親子でゲームを一緒にするようになりました。
 ・大きな親子喧嘩をしました。
など、具体的な様子を先生と共有することで、その先生もはっきりとしたイメージを持つことができます。
そうすると職員室内での情報共有がすすみやすくなり、学校からのサポートが組織的になります。

ポイント2
お子さんの辛さは何か、どこにあるのかを伝える
例えば
 ・友人関係、先生との関係、自分自身との関係など
 ・学習関係、生活関係、健康面など
 ・空間関係(教室なのか、学校なのか、班活動なのかなど
たとえこれらが明確に分からなくても、分からないことが分かるだけでもいいのです。
お子さんが今どこでつまずいているかを、分かっている範囲で構わないので伝えましょう。
学校も先生も「どう関わればいいか」が分かれば、それに沿った取り組みを始めてくれます。
最初は上手くいかないことも起こるでしょうが、それはそれで当然だという心構えを家庭側が持つと、さらに上手く進みやすくなります。
何事も少しずつしか変わりません。変わらないからこそ落ち着いて取り組んでいきましょう。

ポイント3
家庭としての希望をハッキリと伝える
希望を伝えることは、わがままではありません。気を付けるべきは伝え方です。
学校という組織との関係を始めるためには、最初に希望を伝えておくことが大切です。
つまり、家庭の方がまずはしっかりとした軸を持つことです。
学校は時期が来れば担当が代わりますし、複数人での対応もあり得ます。
だからこそ、家庭という1つの軸が定まっておくことが重要です。
ではどのような希望が例としてあるのかというと
 ・「しばらくそっとしておいてほしい」
 ・「定期的に連絡をもらえると有難い」
 ・「家庭訪問は今は避けてほしい」
 ・「プリントや学習課題は提供してほしい」
などです。
しかし、ここで意識してほしいのは、この希望は誰の希望なのかを明確にすることです。
例えば、「プリントや学習課題、授業の個別指導の提供」はお子さんの希望ではなく、保護者の希望というパターンがあったりします。
その気持ちはとても分かりますが、お子さん本人の希望を置き去りにしてしまうと逆効果です。
お子さんが学校から離れている以上、保護者の関りと判断がお子さんにとっての命綱です。
学校へ希望を伝える前に目の前のお子さんの希望に耳を傾けてください。

以上が不登校家庭が学校の先生に伝えるべきことのポイントです。
伝える時は
 ・完璧な言葉を選ばなくていいです。
 ・うまく説明できなくてもいいです。
保護者としてお子さんのために行動している姿だけで、十分すぎるほど伝わります。
学校への電話一本、先生との面談の一言一言がどれほどのエネルギーを必要とするかはみんな分かっています。
お子さんのために動き続けることを大切にしてください。
その姿が先生や学校、周囲、そしてお子さん自身に伝わっていきますので。

では、また次の機会にお会いしましょう。

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