
冬休みなんだからゆっくり休んでいいよね
こんにちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
12月になるとさすがに寒さが厳しくなってきましたね。
12月と聞くと、どんなことを連想しますか?
・師走
・クリスマス
・大晦日
・大掃除
・冬休み
人によって連想することは色々ですよね。
不登校のお子さんにとっては、冬休みは楽しみであり、ホッとできる時です。
なぜなら、友達もみんな学校に行かないからです。みんな学校を休むからです。
あら?学校の時間なのに、なぜ家にいるのかしら?と近所の人に思われているかもしれないと、不安にならなくてもいいことは、不登校のお子さんにとって、気持ちが楽になる時なのです。
親御さんにとっても、朝起こさなくてはいけないと葛藤しなくてもいいのは嬉しいですよね。
不登校のお子さんに、冬休みって必要なのでしょうか?
親御さんの中には、ずっと冬休みのようなものだよね、と思われた方もいらっしゃいますよね。
やるべきことを行っているから休みの日が楽しみになるのです。
お子さんであれば、学校に行く、部活に行く。
親御さんであれば、仕事に行く、家事をするなど。
冬休みはやることをやっているからこそ、ご褒美としてあるものととらえて欲しいのです。
となると、不登校のお子さんにとってやることは、学校に行くことになりますが、今は色々な理由から学校に行けないでいます。
やるべきことをやっている人がご褒美としてもらえる休みなら、不登校のお子さんは冬休みはもらえないことになります。
ですが、冬休みはやってきます。
うちの子は不登校ですから、冬休みはいらないです、と親御さんが学校に申し出たとしても、学校は休みですよ。ですので休んでください、と言われるでしょう。
では、冬休みをどのように過ごしていけばいいのでしょうか。
それは、いつでも学校に行けるように、学校にスムーズに行けるように、お子さんが無理と思う壁をできるだけ少なくしておくことです。
生活リズムを崩さない
冬休みであっても、学校に間に合う時間に起きるようにしましょう。
朝起きれないとならないように、夜更かしはやめましょう。
良質な睡眠をとっていきましょう。
冬休みの内から学校に行く時間に起きていれば、明日から学校始まるけど起きられるのかな、という親御さんの心配も、不登校のお子さん本人の不安も和らぎますよね。
時間割通りにすごす
学校の時間割通りに1日を過ごしましょう。
1時間目が8時40分~9時30分 休憩10分
2時間目が9時40分~10時30分 休憩10分
というように、学校の授業の時間は机に向かって、冬休みの課題をしていくのです。
こうすることで、学校の生活リズムに耐えられるようにしていくのです。
学校の生活リズムが当たり前にしていくのです。
冬休み明けの学校で、授業を受け続けることできるかな、という不安が和らぎます。
大掃除をしよう
不登校のお子さんは、自分の部屋の片づけや掃除をしていますか?
年末の大掃除の時期です。
ずっと家で過ごしてきたのだから、過ごした部屋、家に感謝を込めて大掃除をしていきましょう。
掃除は、やりきったという達成感が見た目でも得やすいです。
達成感が見た目でも見やすいことから、もっと掃除したいと思うお子さんもいるかもしれません。
達成感は、自分でもやれるんだという自信につながっていきます。
目標をたてよう
年始は今年はどうしたいかと、目標をたてるにはちょうどよい時期です。
学校に行けるようになる
学校に行く
部活に行く
という目標を立てて欲しいなと不登校のお子さんの親御さんは思うかもしれません。
学校や部活から離れたことでもいいのです。
不登校のお子さんがこうなりたいから、今年はこういいうことをしたい、という目標が立てられるといいですよね。
家での役割、担当を決めよう
不登校のお子さんが、学校にも行かない、家ではゴロゴロしている、好きなことばかりしていませんか?
不登校のお子さんは、自由にできて楽、と思っているかもしれませんが、
・自分は必要のない存在
・何もできない自分は価値がない
という感情に知らず知らずになっている可能性があります。
家での役割、担当があれば、
・自分は認められている
・自分には価値がある
と思えるようになります。
ボードゲームをしよう
年始には家族団らんの時間もありますよね。
そんなときに、ボードゲームで遊んでほしいのです。
人生ゲームがおすすめです。
普段、将来のことなんて考えたくない。夢なんてない。と言っている不登校のお子さんですが、
人生ゲームをすると、どうしても先のことを考えることになります。
自分のこれからをどうしたい、何がしたい、ということを見つめるきっかけになるといいですよね。
冬休みを、学校に行く準備として活用していくと、学校に戻りやすくなりますね。
どうしてこの子はやらないの!とイライラするのではなく、少しづつやれるところから取り組んでいきましょう。
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最短で不登校を解決する方法とは? 《医師・不登校専門心理士(元スクールカウンセラー)監修》
